2013年2月17日日曜日

極寒 先生 スタンドバイミー


最近よく、高校の先生のことを思い出す。
特に国語の先生は1年に必ず1度は思い出す。
彼は、現代文の先生で文章を読むのが上手な人だった。
毒舌で、いろんな悪口を面白おかしく話してくれた。
何も教える事が無い日は外で遊べと言って、授業を無くしてくれたこともあった。
授業はきっちり50分で終わったし、自分のことを俺と言っていたのも好感が持てた。
自分のことを先生という奴にロクな奴はいないと教えてくれたのも彼だった。
(先生という人間が常に尊敬する対象に
置かれているわけではないことをその時理解した)
コーラの一気飲みでのどがしびれる瞬間が
どれだけいいかをを興奮気味に伝えてくれたこともあった。

2011年の3月頃に電話で亡くなったことを知った。
とても良い先生だった。生徒思いの優しい人だった。
彼の存在を知らない後輩がかわいそうなくらいいい人だった。
もっといろんな話をしたかったし、今だからもっと濃い話ができたであろうこともある。

今、生きていたら、どんな話が出来ただろうとふと考える。
いずれにせよ、死ぬのには早すぎだった。





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