今年の夏は、花火を家族で見ようということで
大阪で家族5人が揃った。
父親が、せっかくだからと大きな松茸を持って来た。
-前日のはなし-
前日入りした私は、その日の夜、祖母と2人で
「もし、この瞬間に大金が入ってきたら、何に使うか」
というテーマで話し合っていた。
私は、旅行がしたいと言い、
祖母に話を振ったら、
「松茸が食べたいなぁ〜」と言った。
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祖母は、父が松茸を持ってくるなんて事は知らなかったので
私はその事を伝え、2人でわくわくしながらその日を待っていた。
翌日、想像以上にでかい松茸が父の手によって運ばれてきて
それを見た祖母は嬉しさのあまり号泣。
「おじいちゃんに食べさせてやりたかった〜〜〜〜!!!!!!」
と叫び、子供のようにワンワン泣いていた。
お供えものとして松茸を一本、仏壇の前に供えて拝んでいた。
祖父が近くにいるような気がした。
家族がこの家族で本当に幸せだと、
私は何ども、母に話していた。
この日もまた一つ、いい思い出になった。
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